【北九州市立大学】カンボジアのとある村と北九州市の学生を結びたい

現在の支援総額
32,000
21%

目標金額は150,000円

支援者数
9
募集受付

終了

プロジェクト内容

日本から4,000km離れたカンボジアのとある村では、日本では味わえない異文化体験がまっています。

私たちは2023年の夏、北九州市立大学とNGO団体CIFTOが協働で行うカンボジアスタディツアーに参加し村の人と出会い、日本と異なる歴史、環境、人に直接触れることで新たな価値観を見つけることができました。

しかし、スタディツアーはコロナ禍、金銭的問題や人手不足により、存続の危機に合っています。
後輩にも人生の軸が変わるような体験をしてほしい、そんな思いからこのプロジェクトを立ち上げました。
北九州市の未來を創る人材へ、支援をお願いします。


1.自己紹介〜北九州市立大学地域創生学群地域創生学類〜

私たちは北九州市立大学 地域創生学群地域創生学類の学生です。
プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。

2023年の夏、私たち北九州市立大学の学生9名が、カンボジアのプノンペン郊外、オーチュン村にて、貧困を理由に教育の機会を失ったこどもたちへ日本語・英語を教えているNPO団体CIFTOの支援を目的とした、課題解決型の授業-スタディツアー-に参加し、村の人と出会い、日本と異なる歴史、環境、人に直接触れることで新たな価値観を見つけることができました。

そのスタディツアーがコロナ禍によって、金銭的問題や人手不足により、存続の危機に合っています。
後輩にも私たちと同様に、人生の軸が変わるような体験をしてほしい、そんな思いからこのプロジェクトを立ち上げました。

北九州市立大学
地域創生学群地域創生学類

私たちが通う、北九州市立大学の地域創生学群は、地域の「再生」と「創造」を担うことのできる実践力をもった人材を養成することを目的とした、少し変わった学群です。
まずは地域に出て、実践的に学ぶことをモットーとして、“問題を総合的に理解する力”を養うことを重要視しています。

 

NGO団体CIFTOとは?
 (HP:https://cifto.org/about_cifto/

カンボジアの首都プノンペンから南に45㎞に位置するオーチュン村にNGO団体CIFTOはあります。
「貧困」が原因で教育を受ける機会が少ない子どもたちに、英語や日本語の授業を実施し、学ぶ機会を提供しています。
他にも、地域の環境教育のためのごみ拾い活動や、移動図書館の活動も行っています。
私たち学生には、ツアーのコーディネートをしていただいております。

私たちが参加したスタディツアーは、観光ではない、普通のスタディツアーとはちょっと違う、本物の村の暮らしが体験できるツアーです!
村の家にホームステイをしながら、村の課題解決についてグループワークを行いました。
日ごろ実感しない「生きる」ことについて、ゆっくりとしたトキの中でじっくりと体感することができました。

2.この夏実際に体験したこと

スタディーツアー

事前準備
スタディーツアーに参加する前に、カンボジアの国のことを学習し、課題の把握、課題解決策の立案、そして実際にカンボジアで何をするのかを検討しCIFTOのコーディネータの方に向けた報告会を行いました。

カンボジアの国について学習と課題把握
NGO団体CIFTOのコーディネーターの方、大学の教授から、カンボジア国内で大量虐殺された歴史、言語、宗教観、CIFTOについて、カンボジアの子どもの状況、そして現地の状況を教えていただきました。
そこで、私たち学生は初めてスタディーツアー継続が難しい現状を知りました。
その現状とは、コロナが流行し始めた4年前、ツアー参加者が激減し、スタディーツアーによる収入を元としていた現地スタッフが他の職業に就いてしまい、運営スタッフが減少し、さらにスタディーツアー運営が難しくなっているというものでした。

学生が考えた課題解決策2つを提示
カンボジアの国について学習と課題を踏まえ、学生間で話し合い、課題の原因となるものと、その解決策を探り、2つの案を提示しました。
・「カンボジアからサプライズ動画」
・「日本とカンボジアをつなぐ文通サービス」

最終報告会
CIFTOのコーディネーターの原水さんからいただいたアドバイスをもとに、解決策の事例を探し、報告会では具体的にカンボジアで私たち学生が1週間で何をするのか、そのために必要なものは何かを報告しました。

 

スタディーツアー
2023年9月2日(土)~9月8日(金)6泊7日でチャレンジし、カンボジアの村の人と出会い、日本と異なる歴史を学び、環境や人に直接触れることで新たな価値観を見つけることができました。

カンボジアで起きた大量虐殺の歴史を学習
トゥールスレン虐殺博物館や、虐殺された方の骨や虐殺跡が残っているキリングフィールドを直接見学し、数えきれないほどの罪なき命が亡くなった現実を痛感しました。

村での宿泊体験
村にある民家に宿泊し、冷たいシャワーしかでないお風呂や、洗面器で水を流して排泄物を流すトイレなど、日本と全く異なるカンボジアのリアルな生活を体験しました。

 

村の子どもたちとのふれあい
カンボジアの平均年齢は26.5歳であり、村の半分以上は30歳未満です。
そのため村にはたくさんの子どもがいました。屈託ない笑顔で私たちにハグしてくるかわいい子どもたちと朝から夜まで一緒に遊んだり、言語は異なるがジェスチャーで会話して楽しんだりしました。

 

カンボジアから“サプライズ動画”の制作
実際に子どもたちと「ありがとう」、「ごめんなさい」等の簡単な言葉を使用した動画撮影を行ないました。

 

CIFTOのフリースクール
現地のCIFTOスタッフのダラーさんの主導の元、現地の子どもたちを対象に日本語教室を定期的に実施しました。

 

異文化体験
その他にも、バナナ狩り体験、 バナナチップス制作、 小学校見学、 マーケット、カンボジア料理調理を体験するなど、多くのカンボジアの文化に触れることができました。

スタディーツアーを通して学んだこと

スタディーツアーを通して、カンボジアの歴史、文化や生活環境の違いなど、環境や人に直接触れることでたくさんのことを学び、私たち自身新たな価値観を見つけることができました。

スタディツアー中、現地の子どもからお金を盗られたことがありました。その時、現地スタッフのダラーさんが怒りに行き、お金を返してもらいました。
その時、
地域の子どもも自分の子どものように愛情をもって叱っている
日本にもこんな地域愛がある人が増えれば、多くの問題(孤独死、孤食)も解決できるのではないか??
と感じました。
スタディーツアーを通して、村で全ての寝食をし、村の方々と同じように生活をしたからこそ、カンボジアの人達の地域愛、家族愛を実感することが出来ました。

課題

一方で、事前に把握していた課題と合わせ、村で生活をしたことにより、さらに多くの課題も目の当たりにしました。
・スタディーツアーを今後も継続的に行う資金が足りない。
・現地に宿泊する場所がない。
(現在は現地の CIFTO を運営するカンボジア人の親戚の家の二階を使わせていただいているが、今後の継続は厳しい。)
・継続的な収益がない
・現地スタッフが一人しかいない
・日本語のフリースクールを定期的に実施している(インプット多)が、子どもたちの学びをアウトプットする場所がない。

3.目標・資金の使途

私たちは、このスタディーツアーを通して、日本と異なる歴史、環境、人に直接触れることで新たな価値観を見つけることができました。
一方で、スタディーツアーはたくさんの課題を抱えています。
この素晴らしいツアーを継続させ、後輩や未来の北九州市の学生に、人生の軸が変わるような越境体験を届けたいとの思いからクラウドファンディングを立ち上げました。

まずは、このクラウドファンディングで集まった資金に充てていきます。
◆村へのWi-Fi設置費
◆現地のカメラ
◆フリースクールで使用する教材費
◆現地での必要物資
◇その他:リターン費用、手数料等
現地の未来の学生が楽しく今までにない経験や学習をできるような環境づくりをしたいと思います。
集まった資金は、全額(リターン費用、手数料等を除く)NGO団体CIFTOに寄付し、NGO団体CIFTOにて教材・機材等の購入を行います。

さらに将来的には、上記の機材や教材により現地の子どもたちが日本語を覚え、「カンボジアからのサプライズ動画 PJ」という方法で継続的な資金集めができる体制を作っていきたいと思います。
継続的な資金集めができれば、現地に宿泊施設を建てたり、人を増やしたりできるため、スタディーツアーを将来に繋げていけると思っております。

4.実施スケジュール

募集期間  :2024年5月1日〜6月30日
リターン送付:10月上旬より順次送付

5.リターンについて

ご支援いただいた資金については、全額(リターン費用、手数料等を除く)NGO団体CIFTOに寄付します。
全てのリターンについて、寄附控除の対象となりません。

  
① 純粋応援コース 1,000円〜

お礼のメールをお送りいたします。

  
② オリジナルポストカードコース 5,000円

オリジナル製作のカンボジアをモチーフとしたポストカードを2枚送付します!

  
③ オリジナルトートバッグ&
  ポストカードコース 10,000円 【限定 20】

オリジナル製作のカンボジアをモチーフとしたトートバッグとポストカードを送付します!

④ カンボジアからのサプライズ動画コース
  15,000円 【限定 20】

カンボジアからのサプライズ動画を制作し送付します。
サプライズ動画の詳細については、プロジェクト終了後にご連絡させていただきます。

6.最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。
今後の北九州市立大学、地域創生学群地域創生学類の学生がさらなる学びや日常を超えた体験ができるように、また、現地訪問先のカンボジアでもともに子どもたちがより良い環境で教育が行えるように、是非、ご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

7.プロジェクトに関する問い合わせ

メール:d2611067@rd.kitakyu-u.ac.jp
代表:北九州市立大学 地域創生学群地域創生学類3年 田中さくら

FAQ

プロジェクトに関する質問はどうすればいいですか?
プロジェクト内容に関するご質問やご意見は、プロジェクトオーナーへKAIKAのメッセージ機能をご利用ください。
間違って支援した場合はどうなりますか?
選択したリターンの変更・キャンセル・返金は一切受け付けておりません。リターンの変更・キャンセル・返金については、各プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。

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