終生飼育とは、繁殖→出産→販売→ベビー&パピー教室→トリミング→ペットホテル→老犬介護→ペット火葬までを言います。グランディールでは、ここにドッグランや使役犬の訓練施設を加え、殺処分ゼロという目標を達成するために、上記全てを全力でサポートできる施設を造るために本プロジェクトを立ち上げました。
1.「グランディール」について
皆さんこんにちは! NPO法人Grandir(グランディール)です。
私共Grandirは、嘱託警察犬及び災害救助犬の育成を通した社会貢献を目指す有志が集まり、この度R5年2月13日に産声をあげました。
一般に使役犬は大型犬シェパードのイメージが大きいですが、実はシェパードでなければいけないという事はなく、Grandirの柴犬とシェルティーは現在、山口県警察嘱託警察犬となっています。大型犬では入れないような狭い所では、中型犬や小型犬こそが活躍するんです♪
災害大国と言われる日本では、近年全国各地で異常気象による地震や水害がおきています。
私共は常に、山口県だけにとどまる事なくもっと広い範囲での救命活動に貢献できないか?という考えを持ち、災害救助犬の育成をしております。ここで『人命救助』と言わずに『救命活動』と言ったのは、人の命も動物の命も同じひとつの命に変わりはないという当法人の考え方からです。
Grandirのキャッチフレーズ~犬との絆~にもあるように、訓練された犬は出された指示に命がけで従おうとします。だからこそ、犬たちの命を守るのは指示を出す側の人間でなければならない!そんな想いを胸に抱き、Grandirでは有事での救助活動をしていきます。
動物の命の尊さも訴え続けていきます。
動物の命も人間の命も同じひとつの命です。犬や猫も人間と同じく、一度亡くなったら二度と生き返ることはできません。そして動物達の命の時間は人間よりも短く、小型犬が人間の5倍・中型犬は7倍・大型犬は9倍のスピードで年を取っていきます。私達が育成してる嘱託警察犬・災害救助犬はもとより、盲導犬・聴導犬・介助犬も同じく、その短い命を削るようにして、我々人間が困っている時には常に助けてくれています。私共は、そのように活躍してきた犬達が引退した際には、感謝を込めてその後の余生を幸せに送れるお手伝いをしたいのです。
また、多くの飼い主様に正しい知識を身につけていただくことで捨て犬・捨て猫を無くし、そこから派生する殺処分も無くしていきたいと思っています。 もちろん!私達の価値観が全ての方に受け入れられるわけではないという事も理解しています。 世の中には、犬や保護活動に関心のない方、さらには犬嫌いな方もおられます。 でも、全国的にはまだまだ野良犬や野犬も多く、ニュースやワイドショーで取り上げられたりもしています(防府や周南は全国的にも多いと言われています)。このような場合、好むと好まざるとに関わらず、人々の生活テリトリーには危険な緊張感が生まれてしまいます。 そこでもし、野良犬の減少により、子育て世代やご高齢者の生活環境に安心感与えることができるなら、地域生活全般にとっても有意義な活動であると胸を張って言えるのではないでしょうか。 そんな活動を、Grandirでは、捕獲箱で犬を保護するという応急措置的なものではなく、終生飼育という根本的な対処法をもって続けていきたいと考えています。
Grandirで繁殖した犬は、もしも飼い手がいなければ生涯Grandirでお世話致します。
Grandirで販売した犬は、飼い主様が何らかの理由で飼えなくなった時には、どんな状態であっても引き取らせていただきます。
販売に関しては、こちらからも飼い主様(飼育環境)を選ばせていただきます。
生後90日を過ぎるまでは引き渡しせず、犬の大事な社会化期を親と兄弟の元で過ごさせます。
ワクチン接種済・健康診断書付きの状態で、且つトイレの躾~散歩デビューを済ませてお渡しします。
●嘱託警察犬や災害救助犬の育成
●犬の繁殖販売(殺処分ゼロを目指した生体販売)
●犬の幼稚園 (パピー教室・躾教室)
●トリミング
●ペットホテル
●ペットフード・おやつの販売(おやつは完全手作り 無添加・無着色)
●ペット用品の販売
●保護犬・猫の引取り
(現在13歳で保護した犬は16歳・1歳で保護した犬は18歳になりました。猫は仔猫の時に保護して3頭が4歳 2頭が7歳 1頭が18歳になりました。)
●老犬ホーム
●ペット火葬(準備中)
2.グランディールの想い
殺処分ゼロの国であるドイツに比べ大きく遅れをとっている日本においても、近年様々なメディアでその残酷さを指摘されてきました。
その甲斐あってか、積極的な動物愛護政策と広範な啓蒙活動により、2023年に入り、犬猫への殺処分は1.4万匹へと激減しました。
これは動物たちの命を尊重し続ける全ての団体、個人の努力の賜物であり、とても喜ばしい成果だといえます。
そこで私たちグランディールは考えました…
とても良い風が吹いて来てはいても、これだけで良いのか?
追い風の今だからこそできる事がまだあるはずだと!
以下、今日までの活動として全国の有志が歩んできた道と、これからグランディールが切り開いて行くもう1つの道について説明致します。
ぜひ最後までお読み頂き、ご賛同・ご支援頂けましたら幸いです。
[保護犬の譲り受け活動]
現在に至るまで、殺処分を回避する最大の手段は保護犬の譲り受けであると言えます。しかしながら、保護犬を家族として迎えるには、里親になる条件をクリアしなければなりません。さまざまな理由で保護された子たちなので、よりマッチする里親さんや保護団体さんなどを探されているためです。
条件は各施設・各団体によってさまざまですが、代表的な例では…
年齢/経済力/家族の同意/飼育環境/飼育困難時の預け先確保/譲渡後の調査・指導の受入れ/家族のアレルギーの有無/終生飼育の約束や、トライヤルによる事前の相性診断がある場合もあります。
このため、保護犬の厳しすぎる譲渡条件の結果、譲渡ではなくペットショップから迎えたという話もよく聞きます。
[譲受活動の成果と課題]
(成果)これにより救われる命があること
(課題)成犬は引受先が決まらない事が多く、また安易な引き取りにより生涯飼育ができない可能性もあるため、結果として殺処分を免れない場合もあります。
一般に健康を論じる際、『治療に優る予防なし』などと言われます。これは全てに通じる真理ともいえ、保護犬においても同じことが言えます。つまり、対処療法的に保護犬の譲り受けをしても、結局は元を断たない限り保護犬はいつまでも後を絶ちません。
グランディールでは、これこそ最重要課題だと考え、以下の取り組みを行って行きます。
[飼い主への啓蒙活動]
犬を飼うということは、命を預かると言うことです。
犬の命も人間の命もたった一つしかありません。
命の尊さに違いはありません。
自分の家族、娘や息子に自らの手で命の期限をつける、そんな残酷なことが出来ますか?
与えられた命を大切に全うし幸せな人生を送って欲しいですよね。
犬も同じです。家族の一員なのですから命に責任を持つべきです。
責任を持つということは、犬や猫を飼う前から始まっています。
・排泄のお世話ができるか?
・これから10年以上飼えるか?
・もしものことが自分に起きた場合、預ける人や場所があるか?
犬は散歩も必要で1年に1回予防接種を受け、病気になれば病院に連れていきます。
・結構お金がかかります。経済的に余裕はあるか?
グランディールでは飼い主になる方に、これらの事を熟慮した上で動物を迎え入れる事を奨励しています。
[保護犬を警察犬に!]]
個人の価値観に委ねるだけでは啓蒙しきれない飼い主には、家族や友人からの提言を抑止力にすることも効果的ではないかと考えます。
そのためには社会全体としての問題意識をより高める事が大切であり、それには『話題性』が必要です。
そこでグランディールでは、保護犬を使役犬(警察犬)にする事でニュース性を持たせ、各メディアを通じ社会へ向けて更なる関心を促して行来ます。これは16年間に渡り嘱託警察犬を育成し、シェパード犬だけでなく、柴犬やシェルティなども僅か1歳で嘱託警察犬に育てて来た実績(以下※参照)を持つグランディールだからこそ出来る事であると自負しています。
推定1歳の時に保護した柴犬が保護した時は日照不足と栄養不足で手が湾曲してましたが、しっかりと栄養管理して元気になり、今年で18歳になりました。
仔犬の頃から保護しようと考え獣医と相談しながら様々な手法を試しましたが、捕獲箱にも一切入らずただ見守ってきました。(保捕獲の協力の要請をしましたが、保健所には断られ、市役所からは「お手伝いはできませんが捕獲箱を貸し出すことはできます」と言われ、捕獲箱の設置もしましたが警戒心の強い野犬は捕獲箱に一切入りませんでした。)その後10年以上の月日が流れ、時代の変革と共に動物愛護法なども改正され、地域の住民や保健所との話し合いで連携を取りながら、やっとの思いで推定13歳で保護することに成功しました。
犬を保健所から引き出す為の各種手続きを踏んで引き出しました。
13年間一度もリードをつけられたことのない野犬に一般の飼い犬の様な散歩ができるはずもなく、リードを付けて散歩に行ける様になる迄に3ヶ月の月日が流れました。
丁度3ヶ月経った頃、犬に変化が見られたので「今だ❣️」とリードを付けて歩いてみたところ、素直に歩くことができました。
その後、日々様々な状況に(車・バイク・人)慣れさせていく為に散歩の練習を積み重ねました。
始めは1頭ずつの散歩でしたが、慣れてからは保護犬を2頭一緒に散歩に行ける様にもなりました。
今では色々な環境や人・犬にも慣れてきて、多少ビビリではありますが部屋の中でフリーでも、ゆったり過ごせる様になりました。
3.実施スケジュール ・資金の使い道について
募集期間:1月1日〜3月3日
リターンの送付:4月より順次発送
目標金額3,740万円
「保護犬の譲り受け活動」や「嘱託警察犬・災害救助犬の育成」の継続とあわせて、Grandirは終生飼育のお手伝いを全部バックアップしたいと考えています。
🔴保護犬のシェルターの増強:880万円
🔴引退した使役犬や保護犬等の老犬ホームの増強:880万円
🔴災害救助犬育成の資材購入費用:330万円
🔴雨の日でも学んだり遊んだりできるドッグランの設備費用:550万円
🔴移動火葬車の設備費用:990万円
🔴その他返礼品や工事費用•運送費等:110万円
目標金額に到達しない場合も、頂いた金額と自己資金の中で行います。
また、リターン品も必ず発送•お渡しします。
4.リターンについて
ワンちゃん用の手作り(無添加・無着色)のおやつ
*写真はイメージです。
・お礼のお手紙を送ります。
・お礼のお手紙とワンちゃん用の手作り(無添加・無着色)のおやつ5種類をお送りします。
・グランディールで30分わんちゃんねこちゃんとふれあいましょう!
・警察犬との写真撮影会
・お礼のお手紙とワンちゃん用の手作り(無添加・無着色)のおやつ5種類を来られた時に手渡し致します。
・予約等詳細はプロジェクト終了後メールにてご案内します。
・ドッグラン無料回数券 5枚プレゼント
・お礼のお手紙とワンちゃん用の手作り(無添加・無着色)のおやつ5種類、回数券を来られた時に手渡し致します。
・予約等詳細はプロジェクト終了後メールにてご案内します。
※ドッグランの場所はグランディールの敷地内です。
・警察犬や災害救助犬との服従訓練を体験!
・お礼のお手紙とワンちゃん用の手作り(無添加・無着色)のおやつ5種類を来られた時に手渡し致します。
・予約等詳細はプロジェクト終了後メールにてご案内します。
・スポンサー様としてお名前(企業名・ニックネーム可)をGrandirのホームページに1年間掲載します。
・お礼のお手紙とワンちゃん用の手作り(無添加・無着色)のおやつ5種類をお送りします。
【ご注意事項】
リターンは2024年4月より順次発送します。
いずれのリターンも寄附控除の対象にはなりません。
5.プロジェクトに関するお問い合わせ先
オーナー名:吉永 由紀子
住所:山口県山口市下小鯖10992-13
電話:080-1630-1125
Mail:grandir.kizuna@gmail.comp
FAQ
- プロジェクトに関する質問はどうすればいいですか?
- プロジェクト内容に関するご質問やご意見は、プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。
- 間違って支援した場合はどうなりますか?
- 選択したリターンの変更・キャンセル・返金は一切受け付けておりません。リターンの変更・キャンセル・返金については、各プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。