私たちは北九州市立大学 地域創生学群 猪倉実習です。
福岡県北九州市八幡東区高槻・猪倉地域を拠点に農業をツールとした地域活性化を目指した活動を行っています。
一方で、農機具の老朽化・獣害被害等で悩まされている状況です。また、今年度は農業体験などの地域資源を活用したイベントを開催したいと考えています。
猪倉実習と高槻・猪倉地域の今後の発展と新たな挑戦のために皆様のご支援よろしくお願いいたします。
自己紹介〜北九州市立大学 地域創生学群 猪倉実習〜
はじめまして!そしてお久しぶりです!
私たちは猪倉実習 第14、15期生です。
猪倉実習は、北九州市八幡東区にある高槻・猪倉地域を拠点として、農業をツールとした地域活性化に取り組んでいます。
猪倉地域には数々の課題が存在しており、農業活動と並行してそれらの課題対決にも取り組んでおります。
昨年は、私たちの先輩方が、クラウドファンディングに挑戦し、その支援金で活動を行っている高槻・猪倉地域に向かう交通費、農機具の修理代、防草シート・ワイヤーメッシュの購入いたしました。現在は私たちが引き継いでおります。
前回のご支援金で農機具の修理、防草シート・ワイヤーメッシュ
を購入させていただきました。
ただ、交通費に関しては全体の半分ほどしか返還できていません。また、耕運機の不具合による農作業の遅れ、昨年に引き続き獣害被害の対策も十分には行えていない状態です。今度は私たちが猪倉地域の課題解決のため、また後輩たちに引き継いでいくためにも、この度クラウドファンディングに挑戦することにしました。
2009年に北九州市立大学地域創生学群が創設したのと同時に発足した実習であり、15 年近く、地域に入らせていただいています。長年の活動により、地域の方とも信頼関係が築けており、高槻まちづくり協議会には「北九大部会」として、1つの部会を設置させていただき、また、猪倉町の町内会にも加入しております。
また、地域のイベントや行事にも参加しており住民としての役割も担っています。外部者としての視点に加え、内部者として関わることができる学生の立場を活かして、高槻・猪倉地域を活性化するために実践的に学んでいます。
知ってほしい!!猪倉地域が抱える課題
猪倉地域には耕作放棄地があり、そのまま放置してしまうと里山の保全に関わるため、私たちはその土地を借りて、農作物を育てています。他にも地域の組織として、猪倉地域の環境保全に取り組んでいる「里山の会」は猪倉実習と共同して枝豆の栽培を行っています。
猪倉地域の高齢化率は66%で子供(0歳〜19歳)はいない地域です。(総人口77人)そのため、将来の猪倉地域を担っていく後継者がいないことも課題として挙げられます。
また、坂が多く、バスも数本しかないため独居高齢者の買い物難民という課題もあります。さらに、一人暮らしをしている高齢者も多く孤独や孤立をしてしまう可能性が高いことも課題としてあります。
地域課題改革
耕作放棄の利活用のために大学が畑(9アール)を借りて農作物を育てています。また、年間の栽培スケジュールや栽培方法なども調べ、私たちが主となって農業を行っています。
しかし、地域によって栽培方法や環境が異なるため、猪倉地域でずっと農業をしている地域の方にアドバイザーとなっていただいて、ノウハウを教えて頂きながら活動しています。
~宿泊作業~
実際に畑を運営させる際には、猪倉地域にあるサテライトで毎週末に宿泊をしながら作業をしています。宿泊をすることで猪倉地域の住民としての自覚を持ち、外部者としての視点だけでなく住民という内部からの視点も持てるようにしています。また農業だけでなく、町内会議に参加したり町内の公園清掃にも参加しています。
地域住民が自信を持てるような活動や特産品・地域ブランドの開発を行い、自信とプライド、郷土愛をもってもらう狙いから発足しました。高齢化によって発生した耕作放棄地を利活用し、芋焼酎の原材料である黄金千貫という芋を栽培しています。私たち学生が地域の方々の知恵をお借りしながらさつまいもの栽培から収穫までを行っています。収穫したさつまいもは洗浄や皮むきなどの作業をすべて手作業で行い、北九州市の地元企業である無法松酒造有限会社にて製品化しています。昨年度、さつまいもの獣害被害や生育不良により、収穫ができなかったため、今年の芋焼酎ほたるの里は久留米産の芋を使用しています。
芋焼酎独特の臭みが少なく、フルーティーな味わいが特徴で、女性や芋焼酎初心者の方も飲みやすい商品です。水割りやロックのような定番の飲み方はもちろん、カクテルとしても楽しむことができます。
また、高槻・猪倉地域にはほたるの名所があり、食物連鎖を通してさつまいもを育てることでほたるを守ることにつながるという意味も商品名に込められています。
猪倉地域では梅が多く採れますが、量が多く、上手く活用しきれていない部分があります。そこで、私たちが普段、芋焼酎ほたるの里でお世話になっている無法松酒造さんに協力していただき、梅酒として新たに地域資源の活用を行っています。猪倉実習がいつもお世話になっている地域の方々へ「感謝」を伝えるために作ったお酒です。この梅酒を通して、自分自身または大切な方へ「感謝」を伝えられる商品になることを目指します。
来年の春、猪倉実習の一年生が企画・運営を行う農業体験を実施します。北九州市立大学 の学生を対象としたイベントで、猪倉実習や猪倉高槻地域の周知に繋げること、非日常的な体験を通して思い出を作ってもらうこと、農業に対する若者の考え方を少しでも良いものに変え農業を身近に感じてもらうことを目的としています。現段階では、農作業や畑のツアーに加え収穫した野菜を使った昼食作りなどを企画しており、実際に猪倉高槻地域に足を運ぶことで、自然に囲まれた猪倉実習ならではの魅力を存分に楽しめるイベントとなっております。
「gomaiwa×北九州銀行×北九州市立大学」で昨年から本格的に始動しました。
地域で人気のパン屋さんである gomaiwa さんに、猪倉実習で栽培した野菜を卸し、その野菜で私たちが考案したメニューをコラボメニューとして、北九州銀行八幡中央支店にて販売していただいております。
八幡東区の方々に猪倉野菜を食べていただく機会を作るとともに、野菜1つ1つやパン 1つ1つにかける生産者の想いを消費者に知ってもらうことを目的としています。
●6次産業化の実現
安定した生産を目指し、自分たちの農作物で生産から商品化までを行いたいです。そして地域内外でのブランド化に寄与したいと考えています。
猪倉実習、高槻・猪倉地域のブランド化と SDGs 12「作る責任、使う責任」を目的に、「賞味期限のない加工品」というキャッチコピーのもと猪倉地域のもの(笹、枇杷の葉・玉ねぎの皮など)及び技術を用いて草木染めを行い、販売しています。 今年度は、アクセサリー製作にも挑戦中です。
●もっと気軽に地域の人と交流出来るイベント
現在は地域行事でしか地域の方々と関わる機会がないため、地域の清掃やお祭りに積極的に参加し、住民としての繋がりを深めたいです。
高槻・猪倉地域を更に知ってもらうことを目的として「つくり手と直接出会うことが出来る」がコンセプトのEAT LOCAL KOKURAに出店し、このマルシェの運営メンバーとしても学生が活動しています。高槻・猪倉地域の食材や地域の方にレシピを伝授して頂き販売しています。
プロジェクトの課題
今年度の課題としては、主に3つあります。
1つ目は、耕運機の老朽化です。老朽化により、エンジンがかかりにくい、動きが悪い、型が古すぎて修理に出しても直せないなど、沢山の不具合が起こっています。農作業をする上で、機械は必ず必要です。作業をスムーズに行えるようにするためにも、来年度は新しい耕運機の購入を考えております。
2つ目は獣害被害です。昨年度、ご支援いただいた資金で、トタンを使用していたところをワイヤーメッシュに、支柱となる竹を使用していたところを鉄筋に、さらに防草シートを加え、より丈夫な猪垣を作ることができました。しかし、全体の1/3程度しか対策できていない状況です。今年の5月には、対策できていない場所から猪が侵入してきており、春から大切に育ててきた、じゃがいもが被害にあってしまいました。そこで、さらに電気柵を設置し、より強度な獣害対策を行いたいと考えています。
来年度は全体完成に向けて猪垣修正を行っていきたいと考えております。
3つ目は、交通費です。猪倉・高槻地域に大学から行くためには、片道700円ほどかかります。昨年度は、実習生全員で40万円ほどかかりました。しかし、半額程度しか実習費から負担できておらず、半額は自己負担となっています。それに加え、今年度は昨年度よりも実習生の人数や活動の頻度が増えていることから、さらに増えることが予測されます。一人一人の負担を減らし、私たちが日々の活動を行いやすくするためにも、交通費を今年度は7割ほど実習費で負担をしたいと考えています。
今年度、新たに行った取り組みは、防草シートの設置です。除草作業の時間を削減することで、他の作業に時間を使えるように作業の効率化を目的として設置を行いました。また、防草シートを設置することで、雑草の成長を妨げることができ、猪の侵入を妨げることが期待されます。来年度は、電気柵を設置し、さらに獣害対策に力を入れていきたいと考えています。
資金の使い道
《 目標 100万円 》
昨年度、ご支援いただいたおかげで、獣害対策として猪垣修正や防草シートなどに使わせていただきました。しかし、全体の3分の1程度しか対策できていません。今年度は、全体完成に加えて、電気柵の設置を考えています。また、農機具の新調、野菜の品質向上、土壌改良を行うことで、猪倉実習のベースである農業の質をよりよくしていきたいと考えています。
<使い道詳細>
集まった資金の額に応じて、農機具等を購入します。
10万円 → 農機具
30万円 → 農機具 + 電気柵
50万円 → 農機具 + 電気柵 × 2
100万円 → 農機具 + 電気柵 + 耕運機
目標金額を超えた場合は、草刈機やマルチ、防草シート寒冷紗等の購入資金に充てさせていただきます。
リターン品
○お礼のメール
○活動報告書(猪倉実習)
○お礼のメール
○活動報告書(猪倉実習)
○猪倉染
アクセサリー(イヤリング) 1個
○お礼のメール
○活動報告書(猪倉実習)
○高槻・猪倉地域で採れた野菜
※野菜の画像はイメージです。収穫時期に応じて、旬の野菜をお届けします。
※発送までに時間がかかります。
※野菜の収穫状況により、猪倉染め詰め合わせ等に変更させていただく可能性があります。
○猪倉染
巾着・ハンカチ いずれか1個
○お礼のメール
○活動報告書(猪倉実習)
○感謝の梅酒 いのくら 500ml
https://togame.thebase.in/items/42841636
○お礼のメール
○猪倉実習の名刺
○活動報告書(猪倉実習)
○芋焼酎 ほたるの里(四合瓶)
○レシピブック
(「芋焼酎 ほたるの里」を使ったオススメカクテルの作り方)
https://togame.thebase.in/items/42841636
○お礼のメール
○猪倉実習の名刺
○活動報告書(猪倉実習)
○芋焼酎 ほたるの里(一升瓶)
○レシピブック
(「芋焼酎 ほたるの里」を使ったオススメカクテルの作り方)
https://togame.thebase.in/items/42841636
○お礼のメール
○活動報告書(猪倉実習)
○イベント出店時の『猪倉実習紹介冊子(仮)』に8分の1面分(A8サイズ)の広告掲載を掲載します。
⦅冊子の仕様・掲載方法について⦆
※作成予定の冊子サイズはA5サイズ、12ページ、フルカラー
※イベント出店時に、お客様に無料で配布します。
※掲載広告については、企業様にて作成していただき、データをご送付いただきます。
※詳細は、プロジェクト終了後にご連絡いたします。
○お礼のメール
○活動報告書(猪倉実習)
○イベント出店時の『猪倉実習紹介冊子(仮)』に半面分(A6サイズ)の広告掲載を掲載します。
⦅冊子の仕様・掲載方法について⦆
※作成予定の冊子サイズはA5サイズ、12ページ、フルカラー
※イベント出店時に、お客様に無料で配布します。
※掲載広告については、企業様にて作成していただき、データをご送付いただきます。
※詳細は、プロジェクト終了後にご連絡いたします。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。私たち猪倉実習は沢山の先輩方や、高槻・猪倉地域の方々によって支えられ、今年で創立15周年を迎えます。昨年度ご支援いただいた資金で、今年度はより多くのことに挑戦することができました。来年度も猪倉実習が高槻・猪倉地域の方々と一緒に挑戦し活動を続け、その後、次世代へとバトンを渡せるようにしたいと考えております。是非、ご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。
プロジェクトに関するお問い合わせ
北九州市立大学 地域創生学群 猪倉実習
メール:n-yagai@kitakyu-u.ac.jp
FAQ
- プロジェクトに関する質問はどうすればいいですか?
- プロジェクト内容に関するご質問やご意見は、プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。
- 間違って支援した場合はどうなりますか?
- 選択したリターンの変更・キャンセル・返金は一切受け付けておりません。リターンの変更・キャンセル・返金については、各プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。