私んちの出来事が日本の歴史になった 〜文化財の宝庫・中世益田の日本遺産〜

現在の支援総額
562,000
56%

目標金額は1,000,000円

支援者数
48
募集受付

終了

プロジェクト内容

島根県益田市に新たにオープンする『益田市立歴史文化交流館』に、タッチモニターを寄贈し、国立歴史民俗博物館が益田市域を調査研究して製作したソフト「領主拠点と水利」を地元で活用できるようにするためのプロジェクトです。
このプロジェクトを機に、多くの方に益田市の日本遺産をはじめとする魅力を知っていただきたいです。


自己紹介〜日本遺産を応援する益田市民会議〜

プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。私たちは島根県益田市の「日本遺産を応援する益田市民会議」です。
「日本遺産を目指す益田市民会議」の名称で活動していました。
1,381名の1人1,000円の寄付を募り、益田市にとって重要な「杵築別火氏宛 益田藤兼書状」を購入し、益田市に寄贈するなど、日本遺産認定に向けた環境作りに取り組んでおりました。
令和2年に「中世日本の傑作益田を味わう」のタイトルで、中世益田のストーリーが日本遺産に認定されてからは、会名を「日本遺産を応援する益田市民会議」と改め、市民の目線で事業展開を図っています。

日本遺産と益田市

日本遺産とは、「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」を国(文化庁)が認定するものです。ストーリーを語る上で不可欠な魅力ある有形・無形の様々な文化財群を総合的に活用する取り組みに対して支援が行われます。

益田市は、海に国境のない中世の時代に、その地理的位置と地域資源を活かし、輝いていました。東アジア世界に近く、材木や鉱物などの地域資源を積み出して日本海交易を進めて繁栄し、領主益田氏が優れた政治手腕を発揮したことと相まって、400年間にも及ぶ平和な時代を謳歌しました。また、益田市域は、益田氏が、毛利について山口県の須佐に移ったため、近世城下町として開発されることがなく、中世の城・館・港・社寺をはじめ、中世の街並みが非常によく遺っている全国的にも希少な街です。


雪舟筆 益田兼堯像 室町時代
益田市立雪舟の郷記念館蔵 重要文化財
櫛代賀姫神社本殿
染羽天石勝神社本殿
福王寺の石碑群
妙義寺

暁音寺山門及び鐘桜
都茂鉱山跡
中世今市遺跡
益田川
高津川

狩野松栄《益田元祥像》 桃山時代
島根県立石見美術館蔵 重要文化財

特筆すべきは、禅僧で画聖ともいわれる雪舟の絵画や、雪舟が築造したと伝わる二つの庭園の存在でしょう。万福寺庭園・医光寺庭園いずれも国の史跡及び名勝に指定されており、万福寺庭園は他にはない特異な世界を表現しており、医光寺の将軍家邸宅を意識した春の枝垂桜などは見事な景観を形成しています。


国重要文化財 萬福寺本堂

萬福寺雪舟庭園
医光寺総門(七尾城大手門)
医光寺雪舟庭園

プロジェクトの内容

令和5(2023)年4月1日に開館する、益田市立歴史文化交流館の展示室内に設置する55インチのタッチモニターを購入し、益田市に寄贈します。タッチモニターを設置し、国立歴史民俗博物館が益田市域を調査研究して製作したソフト「領主拠点と水利」を地元で活用できるようにします。地元の小中学生をはじめ市民、また観光に来られた方々が利用されることで、益田市の歴史文化に一層関心を持ってもらえるよう立ち上げたプロジェクトです。

●益田市立歴史文化交流館
益田市立歴史民俗資料館として、国の登録有形文化財制度における島根県第1号の登録文化財であり、市内の多くの小学生たちが、故郷教育で訪れるなど、益田市民に親しまれてきた建造物。リニューアル後は、益田の歴史文化を活かした観光拠点として、日本遺産の普及啓発はもとより、ひとづくりなど多機能を併せ持つ施設となる予定です。

益田市立歴史文化交流館

2023年4月1日開館予定

●地域の抱える課題
近県の方々にも、「益田」という地名が知られておらず、結果いろいろな連携が図れていません。情報の発信量も少なく、多くの方に知ってもらう為、本プロジェクトを行うことで、少しでも関心の喚起を図りたいと思っています。また、目標を達成しタッチモニターを導入することで、ソフト「領主拠点と水利」を通じ、子供たちの地域の歴史や文化に対する関心が高まり、自信にも繋がることを願っています。

        

スケジュール

記者発表も11月17日(予定)に行う予定ですが、すでに、東京益田会・近畿益田会・広島益田会の方々には、事業の概要を説明し、協力を仰いでいます。
また、ソフト「領主拠点と水利」に関連する地域3ケ所で講演会を行い事業の盛り上げ気運を図る準備をしています。

 令和4年11月17日(予定) 記者発表
 令和4年11月17日
  〜令和5年1月17日   クラウドファンディング募集
 令和5年4月1日(予定)  益田市立歴史文化交流館 開館
             タッチモニター設置

        

資金の使い道

支援金の主な使い道は、55インチのタッチモニターの購入資金です。その他では、タッチモニターの設置と動作テストのための経費・クラウドファンディング広報費などです。

        

リターン品

品物はありません。
お礼のお手紙またはメールをお送りし、また、タッチモニターへお名前を掲載します。
※ご支援いただいたコースによって掲載するお名前のサイズが異なります。

・1,000円コース
・3,000円コース
・5,000円コース
・10,000円コース
・100,000円コース

(寄付控除の対象になりません。)

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。
新しい身近な研究成果に基づいたテーマを活用し、タッチモニターで、自由に関心のある地域にアクセスできることで、地元の来館者も増え、観光客も新たな視点で、当該地域を理解できるようになり、益田に対する関心が深まることに期待しています。
本プロジェクトに少しでもご共感いただき、ご支援いただけましたら幸いです。

        

プロジェクトに関するお問い合わせ

日本遺産を応援する益田市民会議
〒698-0024 島根県益田市駅前町25−13
メール:mariy-suke.2424.m@docomo.ne.jp

FAQ

プロジェクトに関する質問はどうすればいいですか?
プロジェクト内容に関するご質問やご意見は、プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。
間違って支援した場合はどうなりますか?
選択したリターンの変更・キャンセル・返金は一切受け付けておりません。リターンの変更・キャンセル・返金については、各プロジェクトオーナーへ直接お問い合わせください。

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